スケジュール管理

チケットベースで進捗管理ができる「Redmine」

投稿日:2018年11月19日

今回はスケジュール管理アプリの定番「Redmine」を紹介します。Redmineはチケットベースでタスクが管理でき、スケジュール管理も可能なオープンソースのソフトウェアです。

このアプリで仕事が効率化できる理由

  • チケット・スケジュール管理ができる
  • プラグインで自由に機能拡張できる

使い方

Redmineのインストール

はじめにRedmineのインストーラをダウンロードしましょう。Redmineサイトの「ダウンロード」をクリックすると以下のページが表示されます。Redmine本体だけでなくRubyやMySQLなどもまとめてインストールできる「BitNami Redmine」というインストーラが提供されていますので、こちらをクリックします。

様々なプラットフォームが提供されていますが、今回はWindows版をダウンロードします。「Win/Mac/Linux」をクリックし、続けて「Download for Windows」をクリックします。

ユーザー登録を促すダイアログが表示されます。登録すると更新情報などをメールで受け取ることができますが、登録しないことも可能です。今回は登録なしですすめますので一番下の「No thanks,just take me to the download」をクリックします。

インストーラのダウンロードダイアログが表示されますので、「ファイルを保存」で保存しましょう。

ダウンロード完了後、インストーラを起動します。はじめに言語を選択する画面が表示されますので「Japanese - 日本語」を選択して「OK」ボタンをクリックします。

セットアップの開始画面が表示されます。「次へ」をクリックします。

コンポーネントの選択画面が表示されます。そのまま「次へ」をクリックします。

Bitnami Redmine Stackのインストール場所を選択する画面が表示されます。Bitnami Redmine Stackとは、ApatchやMySQLなどを含めたRedmineコンポーネントの総合管理ツールとなります。特に変更なしで構いませんので、そのまま「次へ」をクリックします。

続けて、Redmineの管理者アカウント設定画面が表示されます。ログイン名やパスワード、メールアドレスを入れて「次へ」をクリックします。

WebサーバーであるApatchのポート番号を指定します。既定は81番となりますが、もし他のアプリでこの番号が使われている場合は変更してください。設定後「次へ」をクリックします。

データベースの言語を選択する画面が表示されます。「日本語」を選択して「次へ」をクリックします。

SMTPの設定画面が表示されます。設定することでRedmineのメール通知機能が使えるようになりますが、メール通知機能を使わないのであればSMTP設定をしないことも可能です。今回はチェックボックスを外して「次へ」をクリックします。

Bitnamiクラウドホスティングの案内画面が表示されます。チェックがONの場合は、インストール中にAll-in-oneインストーラ提供元のBitnami社のクラウドサービスの紹介が表示されますが、OFFにしても問題ありません。今回はチェックボックスを外して「次へ」をクリックします。

これで、インストールの準備ができました。インストールを開始する場合は「次へ」をクリックします。

インストールが始まります。10分程度かかりますので待ちましょう。

インストール終盤になると、Apatchのアクセス許可画面が表示されますので「アクセスを許可する」をクリックしてください。

以下の画面が出ればインストール完了です。「終了」をクリックします。

Redmineの起動

Redmineを起動するには、Internet Explorerなどのブラウザソフトで「http://サーバー名:ポート番号/redmine/」にアクセスします。例えば、ローカルにインストールして、Apatchのポート番号を81にしている場合は「http://localhost:81/redmine/」となります。以下のダッシュボード画面が表示されれば問題なく起動できています。

もし、上記画面とならない場合は必要なサービスが起動していない可能性があります。Windowsのスタートメニューより「Bitnami Redmine Stack Manager Tool」を起動し、「Manage Servers」タブにて表示されるサービスがすべて「Running」となっているか確認してください。もし停止しているサービスがあれば選択後、「Start」で開始します。その他、外部のPCからアクセスしている場合は、ファイアウォールの設定でApatchのポート番号がアクセス許可されているか確認してください。

Redmineでプロジェクト管理を行う

それでは、早速Redmineを使ってみましょう。右上の「ログイン」をクリックします。

ログイン画面が表示されますので、インストール時に指定したログインID、パスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックします。

ログイン後はまず、ユーザーを登録しましょう。「管理」メニューをクリック後、「ユーザー」をクリックします。

ユーザー一覧が表示されますので「新しいユーザー」をクリック。

ユーザー名、パスワードなどを入力して「作成」ボタンをクリックします。同様の手順でプロジェクトメンバー分だけ作成しましょう。

次にプロジェクトを作成しましょう。「プロジェクト」メニューにある「新しいプロジェクト」をクリックします。

プロジェクトの登録画面が表示されますので、プロジェクト名が概要を入力して「作成」ボタンをクリックします。

これでプロジェクトが作成されました。続けてこのプロジェクトにメンバーを追加しましょう。「メンバー」タブをクリック後、「新しいメンバー」をクリックします。

さきほど作成したユーザーが表示されていますので、選択して「追加」をクリックします。これで、ユーザーがプロジェクトを見れるようになります。

続けて、タスクの単位となる「チケット」を登録しましょう。「チケット」メニューの「新しいチケット」をクリックします。

チケット名の他、詳細内容を入力します。「トラッカー」では「機能」か「バグ」が選択できます。通常のタスクの場合は機能、障害であればバグを入力します。その他、担当者や開始日、期日、予定工数などを入力して「作成」ボタンをクリックします。

作成したチケットは「チケット」メニューで一覧表示できる他、チケット項目を右クリック→「進捗」より進捗率を登録できます。

その後、「ガントチャート」を開くと進捗状況が確認できます。

また、Redmineは工数管理もできるのが特徴です。チケット一覧でチケットを右クリック→「時間を記録」にて、工数を記録することができます。

時間や内容を入力して「作成」を押します。

その後、「作業時間」メニューを開き、「レポート」をクリックすると工数一覧を見ることができます。ユーザー毎やタスクごとなど、様々な視点で見ることができます。

その他、「Wiki」メニューにて記法で関連ドキュメントなどの開発者向け情報を共有することができます。また、ファイルをアップロードすることも可能です。Wikiの作成には、textile記法を利用する必要があります。詳細は以下をご覧ください。
http://redmine.jp/tech_note/textile/

プラグインをインストールする

以上がRedmineの基本的な使い方でしたが、Redmineには機能拡張するためのさまざまなプラグインが提供されており、用途に応じて自由に機能を追加することができます。おすすめのプラグインをご紹介します。

Easy Gantt

ガントチャートを便利にするプラグインです。標準のガントチャート画面では閲覧のみとなりますが、当プラグインをインストールするとガントチャートが編集などが可能となります。無料版の他、複数のガントチャートを横断で閲覧・編集できるPro版もあります。ダウンロードURL:https://www.easyredmine.jp/redmine-gantt-plugin

WorkTime

本格的に工数入力をするためのプラグインです。月単位で工数表を表示できる他、専用の工数入力画面で自身が担当する工数を効率よく入力できるようになります。工数一覧のCSVダウンロードも可能となります。ダウンロードURL:https://github.com/tkusukawa/redmine_work_time

Clipboard image paste

ファイルの添付機能にて、クリップボードにコピーした画像データを直接ファイル添付できるようになります。リサイズや切り取りもできるので、スクリーンショットを張り付けたい場合は効率化できます。

ダウンロードURL:https://github.com/peclik/clipboard_image_paste

Abusolute Dates

標準では、チケットの詳細画面上部の表示が「●日前の作成」など、相対日付で表示されますが、土日・祝日を挟んだ場合などにわかりにくくなります。
当プラグインをインストーすると、「●年●月●日」の絶対日付で表示変更してくれます。

ダウンロードURL:https://github.com/suer/redmine_absolute_dates

その他にも多くのプラグインが提供されています。一部有償のものもありますがほとんど無料で使えますので、ぜひお使いのプロジェクトに応じて追加してください。

解説動画(YouTube)

特徴

他にもBacklogBrabio!などのプロジェクト管理ツール、Trelloなどのタスク管理アプリはありますが、Redmineの良い点は機能拡張できる点です。サーバーを用意してインストールが必要となる点など敷居は高いですが、その後は、要件に応じて自由に機能カスタマイズできます。また、サーバー費用はかかりますが、アプリは無償です。長期的なコストを考えるのであればRedmineがお勧めです。

サイト情報

URL:http://redmine.jp/

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