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主要マインドマップツールの作りやすさ・機能を比較

アイデアやタスクの整理に使えるマインドマップ。現在ではたくさんのマインドマップ作成ツールが登場していますが、どれが一番よいのか?以下のマインドマップツールの作りさすさや機能を比較してみました。

・XMind
・SimpleMind
・FreeMind
・Coggle
・MindMaster

比較方法

以下の5つの基準で評価します。

作りやすさ

如何にマインドマップを素早く作れるかを評価します。具体的には子ノードを簡単に作成できるか、コピー&ペーストでも作成できるか、レイアウト自動調整はできるかなどになります。また、ショートカットだけでなくツールバーからも作れるかなどのわかりやすさも評価します。

付加機能

マインドマップを作成する機能に加え、テンプレート機能やスペルチェック機能などツールによりの独自の機能があります。ツールの独自機能の多さを評価します。

保存形式

Excel、PDF、HTMLなど沢山の形式で出せると便利です。このように多くのファイル形式で共有できるかを評価します。

対応プラットフォーム

デスクトップ(Windows/Mac/Linux)、スマホ(iPhone/Android)、Webブラウザなど多くのプラットフォームで作成できるかを評価します。

価格

導入費用の安さに加え、無料プランでどのぐらいできるかも比較します。

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比較結果

XMind

作りやすさ
非常に素早く作ることができます。ツールバーや右クリックメニューから子ノードの追加ができる他、アウトラインと並行表示もできます。レイアウトは基本的に自動調整されます。

機能
機能数も最も豊富でした。特定の子ノード配下のみ表示するドリルダウン機能や囲みを入れる機能、パスワードロック、スペルチェック機能などを備えています。また、有料版ではブレーンストーミングと言う機能で箇条書きでかいたものをまとめてマインドマップとして作成する機能なども追加されます。

対応プラットフォーム
デスクトップ版のみとなります。Windows・Mac・Linux版に対応しています。また、USB等で持ち歩くことができるポータブル版も用意されています。

保存形式
PDF、SVGの他、Office形式(Word、Excel、PowerPoint)での出力が可能です。また、リスト形式にしたアウトラインをHTMLをして出力することもできます。

価格
買い取り型のみ用意されており、1ライセンス13,036円となります。初期導入費用は高めとなりますが、長く使い続ければお得になります。

総合評価は以下の通りです。

作りやすさ付加機能保存形式対応プラットフォーム価格
55333

 

XMindの詳しい使い方は以下に掲載しています。

高機能なデスクトップ型マインドマップツール「XMind」
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SimpleMind

作りやすさ
かなり作りやすいです。子ノード配下で色分けされるため見やすいです。レイアウトは細かく動かすこともできれば、自動調整ができます。また、アウトラインも並行表示もできます。1点、複数行のテキストをコピーして複数のノードをまとめて作成できない(他のツールはできる)点がありますが、その点以外は問題ないです。

付加機能
XMindと同様、テンプレートが充実しているのに加え、作成したものをテンプレートとして登録ができます。また、「ブランチ境界線の表示」で特定のブランチ以下のみハイライト表示できる機能やスペルチェック機能があります。

保存形式
PDFの他、PNG、SVG、HTML、Freemind形式、汎用的なマークアップ形式であるopml形式での出力も可能です。また、リスト形式にしたアウトラインをHTMLをして出力することもできます。

対応プラットフォーム
デスクトップ(Windows/Mac)および、スマホ(iPhone/Android)に対応しています。

価格
買い取り型の中で最も安いです。デスクトップ版は1ライセンスがWindowsが24.99ユーロ(約2900円)、Windows/Mac版は44.95ユーロ(約5200円)となります。無料版では30日間利用可能です。また、スマホ版は6.9ユーロ(約860円)です。スマホの無料版ではずっと使うことができますが、ファイルや画像での出力はできないという制限があります。

総合評価は以下の通りです。

作りやすさ付加機能保存形式対応プラットフォーム価格
43444

SimpleMindの詳しい使い方は以下に掲載しています。

スマホでもマインドマップが作成できる「SimpleMind」
  アイデアを整理する方法として有名な方法にマインドマップがあります。外出先や電車通勤の時間などでアイデアをまとめたい場合は、スマホでマインドマップが作成できると便利ですね。そこで今回はスマホで直観...

FreeMind

使いやすさ
今回比較したツールの中では一番、使いづらいと感じました。特に使いにくかった点は以下の3点です。
・子ノード追加のツールバーが用意されていない(+ーボタンは展開・折り畳みなどのボタンだった)
・ノード内のテキストはEnterキーでしか確定できない(他ツールはノードの外側をクリックすることでも確定できる)
・複数ノードがマウスで範囲選択できない(Shiftキーを押しながらノードをクリックする必要がある)

良い点としてはフォントや書式変更などがツールバーとして用意されている点、HTMLコードで表示・編集ができる点があります。また、他のツールと同様、レイアウトは自動調整されます。
付加機能
メニュー数は多いのですが「地図を表示」などあまり使えそうな機能がなく、かえってごてごてしまっている印象でした。便利な機能としては全体または子ノードでパスワードロックをかける機能がありました。ファイル全体だけでなく、ノード単位でパスワードロックがかけれるのはFreeMindのみとなります。

保存形式
PDF、PNG、JPEG、SVG、HTMLの他、OpenOffice形式やJavaアプレットやFlashで出力することも可能です。

対応プラットフォーム
Windows・Mac・Linux版があります。基本的にはデスクトップ版のみとなります。

価格
オープンソースですので完全無料で使えます。

総合評価は以下の通りです。

作りやすさ付加機能保存形式対応プラットフォーム価格
22435

FreeMindの詳しい使い方は以下に掲載しています。

フリーで使えるマインドマップ作成ツール「FreeMind」
「効率的な思考方法」を示してくれるツールは世の中に多くありますが、その中でもおすすめは「マインドマップ」です。マインドマップは人間の脳の仕組みに合った思考方法と言われており、様々な書籍やアプリ...

Coggle

作りやすさ
Web版で検証しましたが、デスクトップ版に引けを取らない使い勝手となっています。ボタンで子ノードの作成の他、ショートカットキーが横に表示されているので、素早く作成が可能です。細かく動かすことができ、レイアウト自動調整も可能です。ただ、アウトラインは並行表示はできません。

付加機能
付加機能は少ないですが、独自機能としてバージョン管理の記録があります。スライダーで時系列に過去時点の作成したマインドマップを確認することができるので便利です。

保存形式
PDF、PNGの他、mm形式、Visio形式が可能です。アウトラインテキストの出力も可能です。また、閲覧のみとなりますが、Web上で簡単に共有することができます。

対応プラットフォーム
Web版の他、スマホ版(iPhone、Andrioid)もあります。スマホ版では日本語未対応となっています。

価格
有料プランは1ユーザーあたり月5ドル(年60ドル)となります。機関によりますが、半年以内の利用であればかなり安く抑えることができます。また、無料版では非公開にできるのは5つまでという制限がありますが、公開してよいものはいくつでも作成できます。

総合評価は以下の通りです。

作りやすさ付加機能保存形式対応プラットフォーム価格
42333

Coggleの詳しい使い方は以下に掲載しています。

オンラインでマインドマップを描いて共有できる「Coggle」
アイデアを整理する方法として有名な手法に「マインドマップ」があります。Coggleはオンラインで描くことができるマインドマップ専用ツールです。 使い方 ログイン まず、Coggleのサイトの以下...

MindMaster

作りやすさ
ショートカットで作成できる他、ツールバーが大いため、マウス、キーボードどちらの作成もやりやいです。「複数トピック」から箇条書きで書いたものをまとめて子ノードに追加もできます。(ただし、他のツールもテキストからのペーストで作成することは可能です)レイアウトは自動調整されます。アウトラインも並行表示できます。

付加機能
XMindと同様、ブレーンストーミング機能があり、箇条書きでアイデアを集め、後でマインドマップにまとめるということができます。その他スペルチェック機能や「トピックのトラバース」という機能で好きな部分を拡大しながらプレゼン表示することができます。

保存形式
1番多いです。PDF、画像(JPEG、BMP、PNG、GIF、SVG、WMF、EMF)HTMLの他、Office(Excel/Word/PowerPoint)、PhotShop形式や、Evernoteへの出力が可能です。

対応プラットフォーム
Windows、Mac、Linux、iPhone、Android、Web版全て用意されています。ただし、スマホ版は日本語に対応していません。

価格
個人で使える商用で使えるビジネスプランに分かれています。全プラットフォームが使えるサブスクリプション版は個人4,900円/年(ビジネス5,900円/年)でご利用いただけます。永久ライセンスはデスクトップ版のみ7,900円(ビジネス12,900円)、全プラットフォームは個人9,900円(ビジネス15,900円)で用意されています。無料版では作成できるマインドマップが3つまでとなります。サブスクションで初期費用は安く、永久プランも個人であればXMindよりも安く導入できます。

総合評価は以下の通りです。

作りやすさ付加機能保存形式対応プラットフォーム価格
54553

MindMasterの詳しい使い方は以下に掲載しています。

マルチプラットフォームで使えるマインドマップツール「MindMaster」
アイデアや思考を整理するためにマインドマップを用いることは多いと思います。ビジネスシーンでマインドマップを作る場合は、スマホやデスクトップ、Webなど様々なプラットフォームで共有できると便利で...

まとめ

各ツールの評価のまとめは以下の通りです。

ツール名作りやすさ付加機能保存形式対応プラットフォーム価格
XMind55333
SimpleMind43444
FreeMind22435
Coggle42333
MindMaster54553

また、対応プラットフォームをまとめると以下になります。

ツール名WindowsMacLinuxiOSAndroidWeb
XMind
SimpleMind
FreeMind
Coggle
MindMaster

※△…日本語は未対応

また、初期費用から3年までで価格比較した場合は、以下の通りです。

ツール名
(プラン)
初期1年2年3年
XMind13,03613,03613,03613,036
SimpleMind
(Windows)
2,9002,90029,002,900
SimpleMind
(Windows/Mac)
5,2005,2005,2005,200
SimpleMind
(スマホ)
860860860860
FreeMind0000
Coggle5006,00012,00018,000
MindMaster
(個人年間サブスク)
4,9004,9009,80014,700
MindMaster
(個人永久デスクトップ)
7,9007,9007,9007,900
MindMaster
(個人永久全プラットフォーム)
9,9009,9009,9009,900
MindMaster
(ビジネス年間サブスク)
5,9005,90011,80017,700
MindMaster
(ビジネス永久デスクトップ)
12,90012,90012,90012,900
MindMaster
(ビジネス永久全プラットフォーム)
14,90014,90014,90014,900

 

総合評価はMindMasterが高くなりましたが、価格や対応プラットフォームがバラバラのため、どのマインドマップツールが良いかについては、目的によりかわるでしょう。目的別に優れたマインドマップツールは以下の通りです。

・(有料・無料にかかわらず)高機能なマインドマップツールを使いたい
 デスクトップのみなら最も高機能なXMind、マルチプラットフォームで使いたいならMindMasterがおすすめです。価格をできるだけおさえたいならコストパフォーマンスの良いSimpleMindもありでしょう。

・デスクトップだけでマインドマップを作りたい
 最も高機能なXMindか、コストパフォーマンスの良いSimpleMindがおすすめです。

・スマホだけでマインドマップを作りたい
 日本語に対応しており、最も安価なSimpleMindがおすすめです。

・Webだけでマインドマップを作りたい
 初期費用を抑えたいならCoggle、長期なら買取型のSimpleMindがおすすめです。

・デスクトップ、スマホ、Webでマインドマップを作りたい
 すべてのプラットフォームに対応したMindMasterか、Linux、Webを除いてよいならSimpleMindがおすすめです。

・無料で多くのマインドマップを作りたい
 CoggleかFreeMindおすすめです。FreeMindは完全フリーで使えますが、使い勝手や機能はCoggleの方が優れています。Coggleは非公開でつくれるのは5つまでの制限がありますが、この制限の範囲で使えるならCoggleの方が良いでしょう。

以上がマインドマップツールの比較でした。デザイン性(見た目の良さ)については好みもあるため評価対象には入れてませんが、SimpleMindならカラフルなマインドマップが作れる、Coggleだと曲線のマインドマップが作れるなどツール毎に特徴があります。これらも踏まえた上で、自身の目的に沿ったマインドマップツールをお使いいただけたらと思います。

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