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Amazon S3にも対応!GUIでファイル転送ができる「WinSCP」

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Linuxサーバー等のリモート環境にローカル環境のファイルを転送したい場合、コマンドで行うのは大変ですね。WinSCPはWindowsエクスプローラのような操作感覚でファイルの送受信ができるデスクトップアプリです。

このアプリで仕事が効率化できる理由

  • GUI操作で遠隔サーバーのファイル操作が行える
  • FTP/SFTP/Amazon S3など様々なプロトコルに対応している
  • オープンソースなので完全無償で利用できる

使い方

インストール

まず。WinSCPのインストーラをダウンロードしましょう。「Download」メニューにある「Download WinSCP」ボタンよりダウンロードします。インストーラをダブルクリックします。使用許諾契約書の内容を確認して、「許諾」ボタンをクリック。

セットアップ形式を選択します。「カスタムインストール」の場合は細かくインストールするコンポーネントを設定できますが、はじめはすべて入れてしまいましょう。「標準的なインストール」を選択して「次へ」をクリックします。

初期設定を選択します。コマンダー(リモートとローカル環境で横並びのウィンドウにする)形式か、エクスプローラー(リモートとローカル環境で別々のウィンドウにする)形式のいずれかを選択して「次へ」をクリックします。今回はデフォルトの「コマンダー」にしました。

確認画面が表示されますので「インストール」をクリック。

以下の画面が表示されればインストール完了です。このタイミングでWindowsの再起動を求められる場合があります。その場合はWindowsを再起動してください。

リモート環境に接続する

インストールが完了したら早速使ってみましょう!今回はリモート環境として以下のAWS上の仮想マシン(EC2)に接続する例でご紹介します。OSはAmazon Linuxです。

WinSCPを起動し接続情報を入力します。転送プロトコル(Amazon Linuxの場合はSFTP)、ポート番号、(Amazon Linuxの場合は22)、ホストにサーバー名かIPアドレス(AWSの場合はIPv4のパブリックアドレス)、ユーザー名、パスワードを入力します。また、SFTPで接続する場合は認証鍵の設定が必要ですので、続けて「設定」をクリックします。

「認証」メニューの中に「秘密鍵」の設定欄がありますので、認証鍵(ppk)ファイルをフルパスで入力し、「OK」ボタンをクリックします。AWSの場合はEC2構築時に作成したキーペアファイルを指定します。

また、「保存」ボタンで設定しておくと次回からすぐに接続できるので便利です。「保存」ボタンをクリックし、任意の接続名を入力してOKボタンをクリックします。これでスタート画面の左側に接続名が表示されるようになり、次回より選択するだけで接続できるようになります。設定後「ログイン」ボタンをクリックします。

Amason Linuxの場合は、初めて接続する際だけは以下の警告が表示されますが、問題ありませんので「はい」をクリックしてください。

これで接続されました!コマンダー形式の場合は以下のような画面が表示されます。左がローカル環境、右がリモート環境のファイルになります。

左側から右側にドラッグ&ドロップすることでアップロード、右側から左側にドラッグ&ドロップでダウンロードができます。その他、Windowsエクスプローラ同様の操作でリモート環境上にファイルやフォルダの新規追加が可能です。

リモート環境のファイルを開く

また、設定を行うことで、リモート環境のファイルをダブルクリックしてファイルを開いたり、編集ができるようになりますのでぜひ設定しましょう。WinSCPの「オプション」メニュー⇒「環境設定」を開くと以下の画面が表示されますので「エディタ」メニューの中にある「追加」ボタンをクリックします。

続けて、「既定のアプリケーション」を選択し、起動条件の欄に「*.*」と入力します。「OK」ボタンをクリックします。

さらに、「既定のアプリケーション」を選択後、「上へ」ボタンを押して一覧の一番上に来るようにします。これで設定完了です。「OK」ボタンをクリックします。

以降は、リモート環境上のファイルをダブルクリックするとローカル環境と同様にアプリケーションが開き、閲覧や編集が可能なります。

Amazon S3にアップロードする

また、V5.13からはAWSのストレージサービス「Amazon S3」にも接続できるようになりました。

Amazon S3に接続するには、事前の準備としてAWSの「アクセスキーID」の「シークレットキー」の取得が必要です。これらのキーは、外部サービスからAWSサービスを操作するためのパスワード情報となります。AWSコンソールよりログイン後、右上のアカウント名をクリック→「セキュリティ認証情報」を選択すると以下の画面が表示されますので、「新しいアクセスキーを生成」ボタンより発行することができます。(大事な情報ですので外部には漏らさないようにしてください。)

キーの取得後はWinSCPの接続画面にて、転送プロトコルに「Amazon S3」、および「アクセスキーID」の「シークレットキー」欄に設定して「ログイン」ボタンをクリックします。(ホスト名は自動で「s3.amazonaws.com」に設定されます。)

これで、S3環境に接続できました。接続後は同様の操作でS3のバケット上にファイルのアップロードやダウンロード、編集が可能です!

以上がWinSCPの基本的な使い方でした。他にもコマンドラインツールの「PuTTY」と連携できるなど、非常に高機能になっています。しかも、オープンソースですので無償でご利用できます。特にAWSをご利用の方はAmazon S3にも対応していますので、ぜひ使っていただけたらと思います。

解説動画(YouTube)

サイト情報

URL:https://winscp.net/

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