最近は、社会情勢と相まってオンラインミーティングをする機会が増えたと思います。また、この傾向はさらに加速しそうな流れです。
今回ご紹介するのは「Whereby」というオンラインミーティングをするためのweb会議システムです。これは、一度会議URLを発行すると、そのURLを何度でも繰り返し利用できるWeb会議サービスです。会議の度に毎回URLを発行する必要がなく、運営者の負担も少なく手軽に利用することができます。会議の参加者はユーザー登録することなく、URLにアクセスするだけでWeb会議に参加が可能です。
また、機能として画面共有やチャットができたりと、Web会議に必要な機能を備えています。
Wherebyの使い方
まずは、公式サイトにある「Try for free」のボタンをクリックしましょう。すでに登録済みの方は「Log in」から入るようにしましょう。
新規作成のためにメールアドレスとパスワードを入力します。なお、GoogleアカウントやAppleアカウントで入ることもできます。ほとんどの方はアカウントを持っておられると思いますので、ここからログインをしましょう。ない場合は、メールアドレスと名前を入れて「サインアップ」をクリックしましょう。
すると、下図のコードを入力しましょう。先程登録したメールアドレスに6桁の数字コードが送られてくるのでそれを入力して「Log in」をクリックしましょう。
すると、プラン選択が出てきます。まずは「フリー」プランを選択して「Get started」をクリックしてみましょう。
するとまず、以下の画面が表示されます。タブで「Rooms」を選択しましょう。部屋作成画面が表示されます。そこで部屋名を記入して「Add」ボタンをクリックしましょう。room名は他人に来てもらうときに分かる名前にしておきましょう。
すると下図画面になります。そこで「許可をリクエスト」というポップが表示されますので、これをクリックしましょう。これでカメラの表示が許可されます。
すると、パソコン自体のカメラの許可が要求されます。「許可」をクリックしましょう。
すると、ビデオが表示されます。左上の「…」ボタンをクリックしましょう。言語を選択します。「日本語」を選びましょう。
次に他のメンバーの入室待機中の画面の右側「URLをコピー」をクリックしましょう。これでURLを知った第三者はルームに参加してチャットすることができます。
URLを知った第三者ですが「ロックを掛ける」と「ロックを外す」という2つのボタンがあります。ロックを外すとURLを知った誰でもがチャットルームに参加することができますが、ロックをかけると「ノックをする」というチャットルームの承認がなければ第三者がそのURLに入ることはできません。状況に応じて使い分けましょう。
次に、右上の歯車のアイコンをクリックしましょう。すると、ミーティングタイマーの表示が現れます。
すると、「タイマーを表示」というポップが現れるのでこれをクリックしましょう。すると、ミーティングが始まってから時間を計測することができます。ミーティングは2人目が入室したからカウントされます。
「Account」のタグをクリックしましょう。そこで、ご自身のトークルームの写真を変更することができます。「Upload Image」をクリックしましょう。するとお好みの写真を選択できるので、選択して「OK」ボタンをクリックしましょう。
するとアカウントで写真が記載されます。「Save」を押すことでご自身の写真をプロフィールの写真とすることができます。
Wherebyの価格
無料版は会議の参加者が4人までと制限されており、録画機能が利用できないなどの一部機能制限があります。ただし4人までのWeb会議には十分に活用できます。
5人以上での利用が想定される場合には、有料版を利用することになります。有料版には月額9.99ドルのプロ版と月額59.99ドルのビジネス版があります。プロ版は3ルームを開催でき12人まで参加ができます。また、録音して会議を記録し、ダウンロードしてローカルに保存し、共有することができます。また、ビジネス版は最大50人参加することができ、独自のドメインもカスタムすることができるなど様々なサポートを受けることができます。
有料版を使用する前に是非一度、無料版でユーザビリティを確かめてみましょう。
Wherebyの特徴
Wherebyは気軽に第三者とチャットルームでやり取りができるサービスです。他のWeb会議サービスとしてZoomやTeamsなどのツールが既にありますが、参加者は各々会員登録をしなければならず、手続きとしてかなり煩雑です。WherebyはURLのみでやりとりでき、登録も簡単なことから気軽に始めることができるサービスです。
Wherebyのサイト情報
Wherebyの評判
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URLベースで気軽にオンライン会議を作れる点が良いが、使ってる人が少ないので、都度どのようなツールかを説明するコストが高い。