みなさんはExcelを使って様々な業務を行っています。もはや、現在の業務でExcelがない仕事はないと言っても過言ではないかもしれませんね。今回は、そのExcelの業務に使える、汎用的な機能が50種類以上まとめられた無料のアドインである「SuperXLe」を紹介します。
SuperXLeの使い方
インストール
まず、ホームページの「インストール方法」のメニューをタップし、「ダウンロード」のところにいき、「SuperXLe(窓の社)」のボタンをクリックしましょう。
すると窓の社のページにいきますのでそこでダウンロードをすることができます。ダウンロードのボタンをクリックして、ツールをダウンロードします。
するとzipファイルをダウンロードできますので、ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに解凍します。
解凍したフォルダの中に「SuperXle_Basic_Install.vbs」というインストラーがあります。これをクリックして実行しましょう。
先ほどのインストーラーをクリックするとファイルを開くかどうか聞かれるので「開く」をクリックします。
次に「管理者権限のユーザーで実行」というポップウィンドウが現れるので「はい」を押して実行しましょう。
インストールが始まります。インストール開始のポップアップがあったので「OK」を押します。
次にインストール終了の通知がきますので「OK」を押しましょう。以上でインストールは終了です。
Excel側の設定
「SuperXLe」を使用するためにエクセルであらかじめ「VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する」にチェックを入れる必要があります。まずは、エクセルを開き、ファイル→オプション→セキュリティーセンター→「セキュリティセンターの設定」を選びましょう。ポップアップの表示について「OK」を押しましょう。
セキュリティセンターが現れたら「マクロの設定」をクリックしてOKを押しましょう。
すると、開発者向けのマクロの設定に「VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する」があるのでそのチェックをオンにしてください。
次に最新バージョンの確認が出てきます。エクセルのバージョンが最新であるか確認の上「OK」ボタンを押しましょう。
次に、エクセルを一度閉じる必要があるので閉じます。閉じない場合、下記のエラーメッセージが出るので「OK」を押します。
すると、「SuperXLe Basic」 or 「SuperXLe for SCADA」のタブがリボンに登録されています。これで設定は完了です。
リボンにタブが表示されない場合は、 Windows UpdateによるExcelのセキュリティ強化によってインターネット経由等で他のPCから入手したアドインがブロックされている可能性があります。その場合は、プロパティをみてブロックを解除します。なお、すでに解除されている場合はそもそも「ブロック解除」という表示が表示されません。
SuperXLeを使う
設定後はSuperXleの50以上の機能を利用することができます。今回はその中から筆者が便利だと思う機能をご紹介します。
シート比較
まず、「SuperXLe」を解凍したフォルダを開きます。そして、テストデータのフォルダを開きましょう。
次に「シート比較」のフォルダを開きます。
フォルダ内に「Sheet Compare Revision」のファイルがあるので任意のファイルを開きましょう。
開くと、「SuperXLe」のリボンを開き、そこのシート比較のボタンをクリックしましょう。すると下記のポップアップが出てきます。
次に比較する対象を選びます。シートの指定を開き対象を選びます。全部を対象にしたい場合は、全シートが対象にチェックボタンを押しましょう。
次に対象範囲の設定で範囲の部分は青く色が変わります。全範囲の場合は以下の形になります。
次に比較する対象のファイルを選びます。ブックのところから対象のファイルを選びましょう。また、選択範囲は上述と同様に選びます。
次に比較の仕様のタブを選び「実行」のボタンを押しましょう。
すると対象のファイルが比較されたデータが抽出されます。
そこで、比較したい場所を押すと一覧の形で両者の詳細なデータが現れます。今回は「Unit1」を押してみると下記のデータが現れます。以上でシートの比較は終了です。
カメラ機能
データを画像として取り込むことが可能です。「カメラ」のボタンをクリックしましょう。
すると、カメラでとったデータを画像データとして貼り付けることが可能になります。
SuperXLeの動作環境
SuperXLeはExcel 2010/2013/2016/2019に対応しています。対応OSはWindowsとなります。
SuperXLeの価格
完全に無料でご利用いただけます。汎用性の高さから是非ともエクセルヘビーユーザーは導入されたらいかがでしょうか。
SuperXLeのサイト情報
SuperXLeの評判
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