現在は様々な種類の生成AIがリリースされており、それぞれの特徴も異なるためどの生成AIを使えばよいか迷ってしまいます。またハルシネーション(AIが事実に基づかない情報を生成する現象)が起こるという問題もあるため生成AIに利用も慎重になります。その時に役立つのが「ChatHub」です。「ChatHub」はブラウザアプリChromeの拡張機能の一つで、複数のチャットボットを同時に利用できるためAIの回答を比較しながら効率的に最適な情報収集をすることができます。
ChatHubの使い方
Chrome拡張機能に追加する
ウェブブラウザアプリのChromeでChatHubの公式サイトにアクセスし「Chromeに追加」をクリックしましょう。
確認画面が表示されます。「拡張機能を追加」をクリックしましょう。
バックがChatHubの画面に切り替わります。Chrome画面の右上にある「拡張機能」アイコンをクリックしましょう。
拡張機能の中にChatHubが追加されていることを確認できます。改めて「ChatHub」をクリックしましょう。
ChatHubが起動しました。ホーム画面としてで初期設定ではチャットボットが2つ起動しています。
以上でChatHubを利用できる状態となりました。
チャットボット(対話型AI)を利用する
複数のチャットボットを同時に利用する場合は、ホーム画面の左側の「All-In-One」をクリックしましょう。中央の画面が分割され2つのAIのチャット画面が表示された状態となります。
それぞれのAIはプルダウンから種類を変更することができます。
画面下部にある入力欄に「プロンプト(AIへの命令文)」を入力しましょう。
プロンプトを入力したら「送信する」をクリックしましょう。
入力したプロンプトが2つのAIのチャット画面に一斉送信され、同時にそれぞれの回答が生成されます。
ひとつずつチャットボットを利用する場合は、ホーム画面の左側にある利用したいAIの名前をクリックしましょう。中央の画面に選択したAIのチャット画面のみが表示された状態となります。通常とおりチャットボットを利用することができます。
チャット内の会話の履歴を確認する場合は右上の「履歴を表示する」をクリックしましょう。
これまでの全ての会話の履歴が表示されます。
不要な会話があれば文章横にある「ごみ箱アイコン」をクリックし削除することができます。
チャットの会話を一式消去することができます。右上の「会話をクリアする」をクリックするとチャット画面内の会話が全て消えます。チャットボットは会話の履歴から学習していくため、基本的にはプロンプトの内容(目的)が変わるたびに消去することをおすすめします。ここでチャットを消去しても会話の履歴は残るためあとから確認は可能です。
プロンプトをテンプレート化する
よく使うプロンプトを定型文として登録することができます。画面下部の入力欄にある「プロンプトライブラリ」をクリックしましょう。
プロンプトライブラリ画面が表示されます。「新しいプロンプトを作成する」をクリックしましょう。
「プロンプトのタイトル」と「プロンプトの内容」を入力しましょう。
入力したら「保存する」をクリックしましょう。
プロンプトライブラリに作成したプロンプトが追加されました。「使用する」をクリックしましょう。
チャット画面の入力欄に作成したプロンプトが記入されました。
必要に応じて内容を見直し、問題なければ「送信する」をクリックしましょう。
それぞれのAIにプロンプトが一斉送信され回答が作成されました。
チャット内容を共有する
チャットの内容を共有する場合は、チャット画面の右上にある「会話を共有する」をクリックしましょう。
共有画面が表示されます。「Markdown」をクリックしましょう。
チャットの内容(会話全体)がMarkdown形式で表示されます。上部の「Copy」をクリックすることでテキストがコピーされるため必要に応じて貼り付けて共有しましょう。
会話全体ではなく個別の回答のみを共有したい場合は、横にある「コピーアイコン」をクリックすることで回答ごとのコピーが可能です。
ChatHubの価格
基本的な機能は無料で利用可能です。プレミアムプランにすることで最大6つのチャットボットを同時利用できます。また、Web検索や画像入力も可能になるためより詳細で正確な情報を得ることが可能になります。
ChatHubの特徴
ChatHubはの最大の特徴は複数のチャットボットを一つのプラットフォームで効率的に管理・利用できるという点です。これによりユーザーは複数のAIからの情報を一度に収集・比較することが可能になり、業務効率化と正確化を図ることができます。またカスタムプロンプト機能により、特定の業務や質問を自動化でき、応答の一貫性と精度が向上します。操作画面がシンプルで分かりやすいため誰もが簡単に利用でき、ビジネス・教育・リサーチなどさまざまな分野での活用が期待できます。
ChatHubのサイト情報
URL:https://chromewebstore.google.com/detail/chathub-gpt-4%E3%80%81gemini%E3%80%81clau/iaakpnchhognanibcahlpcplchdfmgma?hl=ja
開発・運営:chathub.gg
ChatHubの評判
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