過去に保存したファイルの保管場所がわからなくて困った経験は誰しもあると思います。そんなときはWindowsのエクスプローラから検索することになりますが、ハードディスク全体から探すとなると非常に効率が悪いですよね。そこでお勧めしたいのがEverythingです。Everythingは超高速にファイル検索ができるWindowsアプリです。
このアプリで仕事が効率化できる理由
- どこの場所にあっても一瞬でファイルを検索できる
- エクスプローラと同様、AND検索やワイルドカード検索もできる
- 検索結果のソートやCSVのエクスポートもできる
使い方
インストール
まずはEverythingのサイト⇒「Download」タブよりインストーラをダウンロードしてインストールします。インストーラを起動すると、言語を選択する画面が表示されますので、「日本語」を設定して「OK」ボタンをクリックします。
使用許諾が表示されますので確認し、問題なければ「同意する」ボタンをクリック。
インストールフォルダを指定して「次へ」ボタンをクリック。
オプションを設定画面が表示されます。既定で以下の通りになっていますのでそのまま「次へ」をクリックして問題ありません。「NTFSインデックシング」の設定はPCの管理者権限があれば「管理者として実行」に変えても構いません。ない場合は「Everhthingサービスをインストール」にしておきましょう。Windowsサービスとして実行されるようになります。
さらにオプション設定が表示されます。「システム起動時にEverythingを起動する」はONにすることをお勧めします。その他はお好みで構いません。設定後、「インストール」をクリックします。
インストールが実行後、以下の完了画面が表示されます。「完了」ボタンをクリックします。
以上でインストールは完了です。また、非常によく使いますので、Windowsのタスクバーに登録しておくとよいでしょう。
ファイルを検索する
インストール後、早速Everythingを使ってみましょう。キーワード入力欄に検索したいファイル名を入力し、Enterキーを押すだけです。一瞬で検索結果が表示されます!(初回の検索時のみ、インデックスの構築に時間がかかります。)Windowsエクスプローラと同様「*」などのワイルドカード検索や、空白で区切ってAND検索、「|」で区切ってOR検索ができますので、ファイル名を忘れてしまった場合も「*.xlsx」などの拡張子で部分的に絞り込んで表示できます。
検索結果をダブルクリックすればすぐに起動しますので、Windowsエクスプローラの代わりに使うこともできます。
また、よく使う検索文字列があればブックマークとして登録することができます。「ブックマーク」メニュー⇒「ブックマークの追加」をクリックします。ブックマーク名および検索文字列を登録して「OK」ボタンをクリックします。
これで、ブックマークメニューに登録されました。以降は、こちらを選択するだけで検索が簡単に行えます。
検索結果のエクスポート
また、検索結果のエクスポートも可能です。「ファイル」メニュー⇒「エクスポート」を選択します。
CSVやテキストファイルの形式で出力することが可能です。
以上がEverythingの使い方でした。頻繁に使うようでしたら、Windowsのタスクバーに登録してはおくと便利です。個人的には、このアプリと!Mr.ClipboaradというアプリはWindowsアプリの中でも重宝しているアプリです。日々の検索が効率化しますので、ぜひ皆さんにもお使いいただくことをおすすめします!
解説動画(YouTube)
制限
Windows専用であること、また、ハードディスクはNTFSフォーマット形式である必要があります。